2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧
誰も居ぬ朝の小川は冷たくて湧水静かに生まれておりぬ
本当のあなたの心知りたくて拡大鏡で映してみたの
猛暑なる空にうっすら秋模様あと三日にて土用丑の日 (2023年7月27日)
一日の日光浴で茶枯れたるアボカドの葉よごめんなさいね 葉の2枚日焼けしたとてアボカドは部屋に戻せば新芽伸ばしぬ
折り紙の傘も居場所を失くしそう梅雨明け前も本番の夏
あいにくと富士山テラスに富士見えずアウトレットの空の広さよ
ミニトマトきゅうりにレタス卵焼き煮つけ大根白飯弁当
朝からの猛暑も知らず白鯉は目久尻川にゆうゆうと住む
草刈りの終えたくさむらコロリンとひできくんのボールが見えた
幸せのひまわり咲いた オレンジのひまわり咲いて 空は夏色
こまこまと孫の作りしお菓子にて写真に撮ればマックにそっくり
川べりの黒羽蜻蛉は美しき緑の体をくねらせ移動す
朝硬き体を曲げて見上げたる真上の空にうっすらと月
外気温35度もなんのその鬼百合黒き水玉模様
美しい けれどもとげは鋭くて黄色の花は近寄れぬ花
こうほねは漢字で書くと河骨でごつい字だけど愛らしき花
湧水は居心地良きか河骨(こうほね)の葉は広広と水中泳ぐ
演奏を終えて園児は日陰へと下がりはしゃぎぬ 孤独な太鼓
かろうじて刈られぬままに残りたるおしろいばなは水面に映る
足元の雑草刈られた散歩道ヤギの白ちゃん餌は消えたわ
拡大し花芯をじっと見つめても見えては来ないあなたの心
緑陰の桜並木の足元に人知れず咲く小さき紫陽花
おずおずと頭撫でれば真っ白な毛並み意外と堅きものなり 遠慮がちに近寄る君は真っ白な体とやさしき瞳をしてる
ざっくりと切れ味よきを連想し狐の色の花に見とれる この花が見つからないと嘆いてた若き写真家もう見つけたの?
水防団待機水位の目盛りある対岸見つつ水量見つつ 目盛りには氾濫危険水位あり小さき川のかつての氾濫
海近く津波避難口見つけたる道路を走る高速のまま
雲間よりわずかに見える青空にぽーんと帽子を届けてみたい