2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧
薬局への負担金額曜日やら時間帯にて割増しとなる
ハロウインのお菓子貰いてチョコまみれ仮装せずとも楽しき夜よ
薔薇園へ木の階段を下りゆき椎の実ぽとり落ちて先ゆく 公園の石段下る靴裏に椎の実ぞろり滑らぬように
十三夜のお供えあげて待つ月をやっと見つけたベランダ真上に
切ないわ指名待ちいる若者のその名呼ばれぬドラフト会議 幾つもの指名受けても希望する球団でない選手どうする 希望する球団からの指名にて満面笑顔の選手もありて
10月のホテルロビーはハロウインのカボチャ大きな口を開けてる メトロポリタンホテルにて
横浜に全国大会受付係弁当やっぱり崎陽軒だね
行列し広島風のお好み焼き美味しかったねもみじ屋さんで
数日を留守して戻ると鉢植えのアボカド君の葉が増えていた
日の昇る空にくっきり影見せてスカイツリーは東京の朝
葉の落ちた古樹は季節を読み違え白く小さな桜咲き初む
スマホではシャッタースピード遅すぎて石の上には二羽のかわせみ
早朝の香りに惹かれ歩み寄り金木犀の花に触れおり
わずかなる残り時間を気にしつつ熱いタンメンふーふー吹きぬ
特急の幸せ色の座席にて西武秩父へらくらく向かう
マンションの花壇にありていきいきと美味しそうなる紫の紫蘇
空気冴え腕をさすりつ仰ぎ見る朝の高空半月しろし
桜木の根元に育ち賑やかに秋を楽しむ白き花たち
川沿いの手すりに白き朝顔の揺れて群れ咲き秋の風吹く
その母を亡くした友の切なさを鴨は知らねど川面に一羽
秋彼岸過ぎていく日彼岸花いろ薄れゆき神無月なり
花の名を問えばスマホを見た後にもみじあおいと畑の人言う